【レンタルバイク ライフ】リターンライダーの初期衝動
バイクが好きです。
風を切って走る感覚がたまらないですね。
アクセルを開けて・・
レスポンスの良い、ツキの良い反応を感じると、とても楽しく乗れてしまいますね。
好きなバイクに跨っていると「ドキドキ」や「ワクワク」が止まらない・・
そんな感じを味わいたくてバイクに乗るわけです。
今でこそF31レパードを大切に乗っていますが、もともとは車よりも先にバイクに興味を持ちました。
高校生の頃は「バリバリ伝説」の巨摩郡にどっぷりと浸かり、GPレースではケニーロバーツvsフレディスペンサーの熱いバトルに胸が躍りました。
雑誌では「バリバリマシン」のハングオンコーナーに痺れ、当時人気絶頂だったレーサーレプリカの洗礼をまともに受けるのでありました。
青春時代の80年代ド真ん中をバイクと共に駆け抜けてきたわけです。
バイク好きな友人との会話は、ほとんどが「いつか乗りたいバイク」についての事ばかり。
HONDA MVX250Fがいいよー
いや、やっぱりYAMAHA RZ250Rだろー
しかしHONDA CBR400Fの顔付きがたまらないな
ガンマ、SUZUKI RG250Γじゃね?
いやいやいや、男は黙ってKAWASAKI GPZ400でしょ
・・等々
しかし結局どのバイクにも乗れずに、青春時代は過ぎていくのであります。
青春とはいつだってそんなものなのです。
なにも手に入れられないから乾いているのです。
そんな時代を経て大人になり、30を過ぎた頃にバイク熱が再燃。
2003年の冬でした。
おそらく1月位だったと思います。
ふらりと立ち寄ったバイクショップで1台の個体に出会ってしまったのです。
KAWASAKI ゼファーχ 火の玉カラー
眠っていたバイク魂が一気に覚醒しました。
あの時は憧れのままだったバイクを、今度は実際に手に入れるんだと決めたのです。
納車日のことは今も鮮明に覚えています。
真冬でしたが寒さは全く感じず、むしろ体がアツくなっていく感覚でした。
バイクショップから、家路につく道のりの楽しさと言ったら表現しきれないですね。
走行中はゼファーのタンクを真上から眺めながら「これがカワサキ車かぁ」と変に納得したり
アクセルの反応の良さにも、いちいち「カワサキってこうなのね」と勝手に思ってみたりしましたね。
ゼファーでは色々な所へ行きました。
中でも印象的だったのは、会社の先輩とフジロックへキャンプツーリングへ行った時です。
ゼファーのリヤにコンパクトにまとめたテント類
会場で聴いた生の爆音ライブ
先輩が作ってくれた鍋のまま食らうインスタントラーメン
山の緑と空の青さ
そのどれもが記憶の片隅に深く刻んであるのです。
また、カワサキ乗りの後輩とも銚子方面へツーリングに行きました。
土産ショップではお互い何故かカニのハサミのキーホルダーを購入。
旅先では意味のないことをやりたがるんですよね、男子は。
結局あのカニのキーホルダーの形と色味だけはよく覚えていたりして。
今では良い思い出です。
実感したことだけが信頼できるんですよね。
バイクに乗っているとそう思います。
ゼファーには11年間位乗ったでしょうか。
環境も変わり、2014年の10月にゼファーを手放しました。
あれから更に7~8年経った現在。
バイク熱が再々燃してきたわけです。
とりあえず弟から原付二種を借りてきては、バイクの身体感覚を蘇らせています。
ということで、はじまりましたレンタルバイクライフ。
50を過ぎたオジサンリターンライダーですので、これからゆっくりと焦らず安全運転で臨みたいと思います。
バイクは楽しい。
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