【R30スカイライン】史上最強のスカイライン
R30スカイラインの魅力
自分にとってスカイラインと言えば「R32」のイメージが強烈でした。
ガンメタのGT-Rなんかを想像してしまいますね。
次にイメージするのが「R31」ですね。
あの直線的なフォルムがカッコイイなぁ・・と。
F31レパードにも通じるものを感じますし(^^ゞ
しかし「R30」となると、今まであまり意識してこなかったのが正直なところです。。
そこで今回は「史上最強のスカイライン/R30スカイライン バイブル」を参考にして、R30の魅力について迫ってみたいと思います(^.^)
RS TURBO
1983年2月に「最強のスカイライン」というキャッチコピーで登場しました。
R30と言えば「前期RS TURBO」を思い浮かべてしまいます。
西部警察でも登場してマニアの方も多くいらっしゃいますよね!
赤と黒のコントラストがカッコイイ!
日産FJ20ET
搭載エンジンはFJ20ETです。
ケンメリGT-Rが160psだったのに対して、このRS TURBOは190psにまで到達したことが「最強」と呼ばれる所以だったのでしょうね。
FJエンジン開発秘話
- 1978年に設計が始まる
- トヨタのDOHCに対抗する高性能DOHCエンジン4バルブを作るという気運が高まっていた
- 気筒数は最初から4気筒と決まっていた
- 今はなき小さな荻窪工場から始まった
- 荻窪には当時レース経験者が多く、そのノウハウが注入された
- 当初はBMWのM12エンジンを検討材料にしていた
- セドリックタクシーのH20型エンジンをベースに用意することになった
FJエンジンの特徴
- 低速がない
- レスポンスが鋭い
- ともすれば扱いにくいじゃじゃ馬
- 決して万人向けのエンジンではない
- 乗り手を選ぶエンジン
- だからこそ本来のDOHC好きな人にはたまらない魅力がある
- 1代限りで終わった短命エンジン
- 一番FJらしさがあるのはNA
そういえば今までFJエンジンについてあまり考える機会がなかったですね。
VGエンジンやRBエンジンが花形という勝手なイメージを持っていました(^_^;)
でもこうして改めて見直してみると、FJエンジンは玄人好みの渋いエンジンというイメージが勝手に湧いてきました。
じゃじゃ馬で扱いにくいエンジンをどう乗りこなすか?なんて考えただけでワクワクしますね(^。^)
グループA
それでは当時のレースの世界ではどうだったのでしょうか?
1985年にグループAレースにデビューします。
当初は結果が出ませんでしたが、翌86年に見事シリーズチャンピオンに輝きます!
当時はプライベーター向けの競技用スポーツパーツ等の開発も盛んだったようですね。
DR30完全バイヤーズマニュアル
こんなにも魅力的なR30です・・
オーナーになりたいと思ってしまうのも時間の問題ですよね(^.^)
とはいえ「壊れやすい」「速くない」「扱いにく」ともいわれるD30。
そんな一癖も二癖もあるR30を「購入したい!」と思った時に、何をヒントに選べばよいのか?をみていきたいと思います。
*因みに以下は2000年発行当時のおススメ購入ガイドになりますm(__)m
情報は2000年当時の状況とお考えくださいm(__)m
グレード選択
- 人気は鉄仮面 後期ターボC/2ドア/赤黒
- 西部警察仕様の前期RS人気は関東のみ
- 一番人気がないのは前期4ドアNA
エンジン
- FJエンジンは丈夫だが気難しい
- 年間の維持費に最低10万円はみておく
- 開発当時、発展途上だった補機系のトラブルが多い
- エンジンをかけた瞬間軽いクランキングでかかるか?
- オルタネーターの調子はどうか?
- クーラントの汚れは整備されているか?
- バッテリー下に錆は?
- アッパーサポートシールの歪みチェック
- フロントストラットタワーの下に錆は?
- コアサポートとフェンダーパネルの接合部のシールの歪みチェック
ボディ
- ストラット部分やインナーフェンダー等の錆が出やすい箇所をチェック
- ドア上のゴムモールをチェック
内装、その他
- 内装はできればノーマルが良い
- ドアストライカーのヘタリ具合をチェック
- トランクのくぼみに水が入っていないか?
まとめ
今までR30についてはあまり意識してこなかったのですが、FJエンジンについて少し触れてみると俄然興味が湧いてきてしまいました(^。^)
開発当初から「次世代に受け継がれない」ということが決まっていたからこそできた名機だったのでしょうね。
FJエンジンの乗り味がどういったフィーリングなのか、とても興味があります。
でも自分のようなへたっぴドライバーでは上手く乗りこなせないんだろうなぁ・・
そんなことを感じた、私なりのR30考察記でございましたm(__)m
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【R31】7th スカイラインは武骨さが魅力~そのとき、精悍~
おススメのクルマ雑誌
今回の記事は「史上最強のスカイライン/R30スカイライン バイブル」を参考にしました。
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