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エアコン自動診断機能

公開日: : 最終更新日:2024/01/30 整備記録

エアコンの自己診断

整備要領書(追補版)にて、エアコン自動診断機能についての表記があります。主要構成部品のチェックができるという機能です。今回はこの整備要領書を基に、エアコンの機能を自己チェックしてみましょう。
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ステップ1「セグメントチェック」

 

先ずはエンジンをかけてすぐに、エアコンのOFFボタンを5秒以上押します。すると表示部、LEDは全部表示されました。これは表示関係は「問題無し」とのこと。
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ステップ2 「各センサーチェック」

ステップ1の状態でホットスイッチ(△)を押すとステップ2に移行します。各センサーのチェックで異常無なしの場合は数字の(20)が表示されます。
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ステップ3「モードドア位置のチェック」

ステップ2の状態でホットスイッチ(△)を押すとステップ3に移行します。異常無なしの場合は数字の(30)が表示されますが、今回はVENTや上吹き出し(50%)と下吹き出し(50%)のモード他、4つのモードで異常がありました。

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ステップ4「各アクチュエーターの動作チェック」

ステップ3の状態でホットスイッチ(△)を押すとステップ4に移行し、数字の(41)が表示されます。各アクチュエーターのチェックで、各モードの状態を実際に体感して動作チェックするというもの。目視・音・体感などで確認します。

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ステップ5「各センサー 認識温度表示チェック」

ステップ4の状態でホットスイッチ(△)を押すとステップ5に移行し、数字の(5)が表示されます。この状態でDEFスイッチを押すと、スイッチを押すごとに外気センサー、内気センサー、吸込温度センサーの認識温度が表示されます。

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ステップ6「表示温度と 認識温度の差の設定」

ステップ5の状態でファンスイッチを押すとステップ6に移行します。

温度差の設定

表示部に設定した温度と、ユーザーの体感温度が異なる場合に、表示温度に対してオートアンプの認識温度をずらすことができます。(例)表示温度を25℃として-3℃を設定した場合、オートアンプの認識温度は(25℃-3℃)=22℃となり、表示温度よりも低い温度へ制御される。

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ユーザー要望対応機能

例えば、常に内気循環しておきたい場合は記憶させることが出来て、エンジンをかけ直しても内気循環のままで動作してくれるといったことができます。

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最後に

いつでもエアコンの自己診断ができるということは安心ですね。「どこが正常でなにが異常なのか」という現状を把握するにはとても役に立ちます。日頃から早めの自己チェックで、早めの初期対応を心がけたいものですね。面倒くさがらずに、がんばろうっと・・・。

 

 

 

 

 

 

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