【ケンメリ】KPGC110 日産スカイライン 2000GT-Rの魅力
公開日:
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最終更新日:2021/04/23
C110スカイライン, 日産自動車, 車雑誌・カタログ
ケンメリ GT-Rの魅力
特別限定縮刷版カタログ
日産スカイラインGT-Rの中でも、悲運のGT-Rと呼ばれた「ケンメリ GT-R」。
排ガス規制の影響で、僅か197台しか生産されませんでした。
今回は「特別限定縮刷版カタログ」と「さらば!スカイラインGT-R」を元に「ケンメリ GT-R」の魅力に迫ってみたいと思います。
スペック
1973年1月にケンメリGT-Rは正式発表されました。
サイドビューで特徴的なのは、リベット留めのオーバーフェンダーです。
これぞ「スカG」といった証でもありますよね。
トランクリッドのスポイラーもシブイですよね!
横一線のメーターがダイナミックなコクピットには適度な緊張感がありますし
ホーンボタンとシフトノブの「赤」は、ドライバーを「その気」にさせてくれます。
本格的なバケットシートもスポーティで精悍さを感じさせますし
なによりも注目すべきなのは、水冷直列6気筒DOHC S20型エンジンです。
初代GT-Rと基本的なメカニズムは変わっていません。
最高出力は160PS/7000RPM。
初代同様、プレミアムガソリン仕様とレギュラーガソリン仕様の2パターンが用意されました。
しかしながら排ガス規制の影響で、わずか4ヵ月197台のみで生産終了となってしまうのです。
こんなにもスタイリッシュでパワフルなのに、何とも皮肉と言いますかまさに悲運のクルマ・・
いや、だからこそ「伝説のクルマ」へと昇華したのでしょうね!
まとめ
自分の世代にとって「スカイラインGT-R」は、R32 GT-Rが身近なモデルでした。
今でも、たまにですが街中でR32 GT-Rを見かけることがあります。
しかし、ケンメリGT-Rとなるとどうでしょう?
街中ではまずお目にかかれないでしょうし、かろうじてイベントで拝見できるかもしれない?そんな希少性がますます「ケンメリ神話」を増幅させていくのでしょうね。
つまり本当の意味での「憧れのクルマ」となっているわけです。
手に入れたくてもできない、お目にかかりたくてもかなわない、実在するのかしないのか分からない??
こうして「幻の名車」として、私たちの心の中に深く刻み込まれていくのかもしれませんね。
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