YMBの魅力
YMBの魅力
YMB(yoshinao miyamoto band)
- Vo/Gt:宮本佳直
- Vo/Bass:いとっち
- Dr:ヤマグチヒロキ
- Gt:今井涼平
2015年より、大阪を拠点に活動している良質な極上ポップスバンド。
宮本さんといとっちさんのツインボーカルが特徴的です。
もともとは宅録で曲を作っていた宮本さん・・
彼の才能に惹かれたいとっちさんが声をかけてバンドが結成されました。
サポートメンバーを経て、現在はこの4人体制となっています。
始まりがイイ
バンド結成の肝は「誰かに、この人(宮本さん)の曲を聞かせてあげたい」という、いとっちさんの初期衝動ではないでしょうか?
大学生の頃からTASCAMのMTRで曲を作りためていた宮本さんの才能を見出したのはいとっちさんです。
いとっちさんからの「バンドやろうよ」という一言がなければ、このバンドは始まらなかったのではないでしょうか?
そういった意味では、いとっちさんはこのバンドのカギを握る重要な存在なのでしょうね。
曲がイイ
男女ツインボーカルから繰り出される、軽快な言葉遊びのライミング。
演奏力の高いリズム隊が支える、グルービィーなバンドアンサンブル。
日常の心情や、切なさや何気ない感情さえも想起させる心地よいメロディ。
背伸びをしないMVの映像美からは、どこか懐かしささえ感じさせます。
YMBをひとことで表すのならば・・
「緩やかな日常に寄り添ってくれる、良質な極上ジャパニーズポップス」といったところでしょうか。
使用楽器がイイ
ストラトキャスター
おそらくなのですが・・
メンバーの今井さん使用のギターは、ヴァンザントのストラトキャスターではないでしょうか?
今井さんのギターヘッドがこちら。
そしてこれがヴァンザント STR-R2のヘッドになります。
ヘッドのデザインが、とても似てますよね。
もし間違っていたら、ゴメンナサイm(__)m
ボディカラーは、ソニックブルー?のローズ指板という60年代のヴィンテージスタイルだと思います。
ストラト好きにはたまらない1本ですね!
欲しいなぁ!
このギターから奏でられる心地よいカッティングフレーズは、YMBの絶妙なスパイスとなっていると思います。
ROLAND JC-120
ヴァンザントのストラトキャスターには、綺麗なクリーンサウンドが映えます。
石井さんはROLANDのJC-120 ジャズコーラスを合わせているようですね。
あのキラキラで伸びやかなサウンドは、この組み合わせから生まれていると思うと納得できます。
テレキャスター
MVで宮本さんが使用しているのはテレキャスターです。
フェンダーのストラップを使用しているところから、ギターもフェンダーでしょうか?
フロントピックアップはP-90に見えますね。
FENDER JAPANのFSR Hybrid 60年代スタイル テレキャスターあたりではないでしょうか?
ジャズ系のフレーズや、メロウな単音ソロフレーズが生きてくるピックアップサウンドだと思います。
なによりも、見た目がカッコいいですね!
ちなみにライブではカポを使用しているようです。
エフェクターボード
さすがに・・
どのエフェクターを使われているかは分かりません(^^;
マルチエフェクター単体ではなく、いくつかのコンパクトエフェクターを組んでのエフェクターボードのような気がします。
宮本さんのボードにはスイッチャーが組まれていそうです。
今井さんのボードには、クライベイビーが組まれていそうですね。
絶妙なワウの鳴きはここから生み出されているようです。
エフェクターの数も多過ぎず、かといって少な過ぎることもない・・
空間系のエフェクターもいくつか組んでありそうですね。
奥行を感じつつも、シンプルで芯のあるサウンド造りに貢献しているようです。
セミアコ・フルアコ
MV「CITY」の中で、宮本さんが使用しているこのギターはフルアコっぽいですね?
どうやらIBANEZの箱モノのようです。
ブランコテールピースの形状から、IBANEZ AG75か、AG95っぽい?です。
そしてセミアコっぽいギターも、「君が一番」のMVで登場しています。
詳しい型名は分かりませんが、このギターもルックスが渋いですね。
ソリッドギターだけでなく、曲によって箱モノギターを使い分けているようですね。
メンバーのサウンドに対しての拘りが、聴く人を飽きさせない理由の一つかもしれません。
Gibson アコースティックギター
MVで宮本さんと今井さんが使用しているのは、ギブソンのアコースティックギターですね。
おそらく・・
- アッパーベリーブリッジ
- ドッドポジション
- スモールピックガード
等のルックスから、王道のGIBSON J-45ではないでしょうか。
時より聴けるブルージィかつジャジーなフレーズは、ギブソンサウンドならではの良質なサウンドですよね。
5弦ベース
爽やかな空気感が漂いつつも軽薄にならないのは、重低音サウンドが隠し味になっているからだと私は思います。
また音域の広さも、多弦ベースのメリットでもありますよね。
いとっちさんが使用しているのは・・
おそらく、YAMAHA BB735A ではないでしょうか?
アクティブ・ピックアップ搭載のPJタイプの5弦ベースからは、LOW-Bの心地よい低音が奏でられます。
忙しい多弦ベースを弾きながら・・
言葉数の多いリリックを、グルーブに乗せて紡ぎだせる演奏力もスゴイですよね。
他には4弦ベースも使用しています。
おそらく・・
パッシブピックアップの、ローズ指板 ジャズベースタイプではないでしょうか。
5弦のアクティブPJタイプや4弦パッシブのスタンダードなジャズベースを、曲によって使い分けていらっしゃいます。
Pearlドラム
Drのヤマグチさんが使用しているのは、パールのドラムセットのようですね。
詳しい型名は分かりませんが、ヤマグチさんの安定した軽快なドラミングはとても気持ちが良いです。
クラッシュ?シンバルは、Kジルジャンのダーククラッシュでしょうか?
ライド?シンバルは、イスタンブールのトラディショナルシリーズのモノのようですね。
ジャズだけでなく、ポップスやロックなどにも幅広く対応できるシステムといったところでしょうか。
リスナーが安心して曲の世界に入っていけるのは、リズム隊の要であるヤマグチさんの高い演奏力に起因していると思います。
人がイイ
なんといっても、個々のメンバーの「人がイイ」ということが魅力です。
メンバーがお互いをどう思っているのか?を簡単にまとめてみました。
ちなみに宮本さんはメンバーからは「みやも」と呼ばれているようです。
宮本さんに対しての印象
- めっちゃ変な人
- 暗い
- 自分にも他人にも厳しい
- ストイック
- 毎朝6時に起きてジョギングをしている
- ほぼ毎日曲作りをしている
- 最大で1日に2、3曲作ることも
いとっちさんに対しての印象
- 自分に甘い
- いつもヘラヘラしている
- 練習しない
- 朗らか
- みんなと仲が良い
宮本さんのルーツがイイ
YMB誕生の裏には一体どんなドラマがあったのでしょうか?
それには先ず、宮本さんのルーツから探っていく必要がありそうです。
- 姉がピアノを習っていたり合唱団に入っていた
- その影響で自分も幼稚園から中学までピアノをやっていた
- マイ・リトル・ラバーなどに影響を受けた
- キリンジやミスチル、J-POPにハマる
- ツタヤでランキング上位のCDを借りまくっていた
- 中学、高校と野球をやっていた
- 中学の引退試合で自分のエラーから試合に負けたエピソードがある
- 大学の友人に「これ、おもろいで」とMTRを勧められた
- バンドスコアを買って、独りで1パートづつ録音していった
- ACIDMANやフジファブリック、くるりなどをコピーしていた
- ひたすら宅録に集中し、大学卒業に6年半かかった
- 21~22才の頃、高校時代の友人Aさん(吹奏楽部)から「曲作ってみたら?」と言われ作曲するようになった
- 当時から耳コピができていた
- 歌のハモりをたくさんやっていた
- 宮本さんといとっちさんは学年は3年違うが高校は同じ
- 友人Aさんから、いとっちさんの歌を聴いていとっちさんをバンドに誘った
- いとっちさんはそれに快諾し、友人Aさんが「じゃあ俺、ギターを連れてくるわ」と答えた
- そのギターというのが宮本さんだった
- 友人Aがギター、宮本さんがギターとドラムの打ち込み、いとっちさんがベース担当だった
- そのバンドはコピー中心だったがすぐ解散した
- その後宮本さんといとっちさんで、2人でアコースティックユニットをやろうということになった
- 当時はカホン等を使用していた
等々・・・
バンド結成時に至るまでの過程では、やはり宮本さんといとっちさんの出会いというのが大きかったのでしょうね。
おススメ 3曲
YMBのどの曲もイイのですが、ここではあえて3曲をピックアップさせていただきましたm(__)m
little escape
ノリの良いリズミカルな曲調に心地の良いメロディは、生活の一部に自然に入り込んでくれそうです。
休日の午後に珈琲を淹れながら聞きたい曲です。
私はこの曲がきっかけでYMBが好きになりました(^^ゞ
個人的に惹かれたフレーズ
「深く沈めた声がまだ聞こえるなら、せめてもう一度歌ってみるよ」という箇所がとてもイイと思いました。
途中ラップっぽく展開するところもあって、飽きさせない内容になっているところもイイですね。
YMB「little escape」official Music Video
think
いとっちさんがメインボーカルの曲です。
MVのアニメーションはなんと、いとっちが制作されたようですね。
音楽だけでなく映像の才能もある彼女は、このバンドに欠かせない存在ですね。
今後のYMBの活動の幅は未知数だと感じさせてくれる曲です。
個人的に惹かれたフレーズ
「ようやく見つけたステージで、伸るか反るか逃避行のはずがまさかの急ブレーキ」というフレーズが気に入りました。
その後のいとっちさんの言葉のライミングが、また軽快で心地良いのです。
YMB – think(Official Musiv Video)
水曜日の街、金曜日の街
この曲はストレートにサビがイイ曲ですね。
サビに向かうまでの伏線が、歌詞とリズムに散りばめられていて持っていかれそうになります。
言葉遊びとライミングの妙がでている、宮本さんらしい?曲ではないかと思います。
個人的に惹かれたフレーズ
「喫茶店惑わす意味ありげな視線 地下室隠されたキーケース それ以上の詮索は危険」からサビに移行する箇所が好きです。
言葉とリズムが軽快なグルーブに乗って良質なバンドアンサンブルとなっています。
YMBらしさを象徴している1曲ではないでしょうか?
まとめ
ここまで色々と書かせていただきましたが、実は最近になってYMBをラジオで知りました(^^;
カーラジオから流れてくる「little escape」に、一瞬で心奪われましたね♪
今ではYMBの魅力にハマってしまい、イチファンです(^^♪
これからもっと多くの人に届く音を作ってくれるはずですから、YMBの活動に期待したいと思います!(^^)!
ここまで読んでくださってありがとうございますm(__)m
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