O/Dスイッチ故障〜4速に入らない?〜
症状
O/Dスイッチが効かない
少し前からシフトレバーのDレンジにおいて、O/Dスイッチが効かないという事が時々ありました。
最近になって、O/Dオーバードライブスイッチを押し込んでも押し込んだままにならない、つまりONにならず4速に入らない症状が続きました。
厳密に言いいますと、、
通常はスイッチを押すと「カチッ」と押し込んだ状態で固定されます。
ですが今回のケースでは、写真の赤丸部分のO/Dスイッチが押し込まれずに出っ張ったままなのです。
つまり、、、常にO/DがOFFの状態なのです(泣)。
今回は「カチッ」とならず、スイッチ自体が戻ってきてしまいスカスカになった感じでした。
このままでは3速が限界で、スピードに乗った時などエンジン音がうるさかったり、高速にも乗れなかったりと色々と問題が出てきます。
原因調査
まずは素人なりに調べてみることに
整備関係のことはド素人でよく分かりませんが、素人なりにも先ずはネットや整備要領書、サービス周報などで調べてみることにしました。
考えられる原因
- シフト・ソレノイド・バルブ不良
- サーモスタット不良
- オーバードライブSWの接点不良
- コントロールバルブ不良
- インヒビターSW不良 等々
色々と考えても仕方が無いので、、、
いつものディーラーに持って行き、診てもらうことにしました。
診断
シフトレバーのO/Dスイッチ不良
O/Dスイッチがシフトレバー内でうまく収まりきらないという「スイッチ不良」という診断でした。
ただ、O/Dスイッチのみの部品では供給されていないので、シフトレバーごとの交換になります。
そしてこのシフトレバー(34910)の正式な部品番号がこちらです。
やはりと言いますか、覚悟していたのですが、改めて純正部品が無いことを実感します。。。
しかし、この「製廃」が怖くてF31 レパードには乗れません!
何とか中古品を探して交換にこぎつけようと決意しました。
ただ、、、その前に、、、
ふと疑問に思った事があったので、再度ディーラー担当者に相談をしました。
再診断
本当に4速に入らないのか?
O/Dスイッチのハード面のみの不良、、例えばシフトレバーの中でツメのような物が折れていたり。。
という状態ならば、手動でスイッチを押し込んでいる時間だけは4速に入るはずです。
でもこの数日間、あえてO/Dスイッチを親指で押し込んだまま走行してみましたが、4速に上がる気配がなかったんですよね(^_^;)
「スイッチを押し込んだままでも、一向に4速に入らない」のならば、スイッチ不良以外にも原因があるのでは?
もしそうならミッション関係の大物?という可能性もゼロではなく、そうなったら修理費用も高くつくはず・・
これはマズイ!
という事で、もう一度診断をしてもらいました。
再チェックの結果
担当者さんの一言。
「4速に入りましたよ!速度70kmを越えたあたりで4速に上がりました。」とのこと。
でも私の心の中では疑問が??
(あれ?普段は70kmまで出さなくても、もっと手前で4速に入ってたよなぁ??なぜ??)
という疑問もありましたが。。。私の気のせいだったようでひと安心。
ひとまずはこれで、当初の診断どおり「コントロールレバーの交換」でしのげるのではないかと思い、安心しました。
今後は「中古シフトレバー」を入手して交換する予定です。
当面の応急処置~マスキングテープ大作戦~
中古シフトレバーを入手するまでの急場の応急処置として、、
O/Dスイッチを押し込んだ状態で、マスキングテープをぐるぐる巻きにし固定してもらいました。
ちょっと見た目はアレですけど(^_^;)
これでオーバードライブONの状態に固定します。
その他の応急処置案
輪ゴム大作戦
シフトノブを輪ゴムで縛り、O/Dスイッチを固定するという案。
タイラップ大作戦
シフトノブをタイラップで縛り、O/Dスイッチを固定するという案。
マジックテープ大作戦
シフトノブをマジックテープで巻いて、O/Dスイッチを固定するという案。
これらは固定(ON)は出来ますが、気軽にOFFが出来ないのが悩みどころです。
有効性の無さという意味では、マスキングテープ大作戦と大差ない点で魅力に欠けます。
有望な?応急処置案
そこで考えたのが「クリップ大作戦」です。
シフトノブの奥行きが約3cm、幅が約6.5cmです。
このサイズ感にフィットする大きなクリップのようなもの?をかませます。
サイズ感は別として、例えばナイロンクリップのイメージや
ステンレスクリップのようなもので固定する案です。
クリップのようなもので、ワンタッチでON/OFF出来ればとても便利そうですね。
ジャストサイズなクリップがあればいいなと現在探し中です。
やっぱりエンブレを効かせて走った方が効率的ですし、応急処置の内容も今後は工夫してみます。
エンブレが効かないと無駄にブレーキパッドの摩耗が気になりますし、、、。
中古シフトレバーが手に入る間は、なんとかアイディア簡易補修などでON/OFFの切り替えが出来るようにしたいですね。
Z型吊金具を使った応急処置
Z型吊金具の前に、S字フックを試してみる
ということで、ON/OFFの切り替えが出来るアイディア簡易補修に挑戦です。
先ずはホームセンターでSカンを用意しました。
シフトノブにかませていきます。
サイズはちょうど良いので「これはイイかな!」と思いましたが・・
SカンをズラしてON/OFFの切り替えは出来るのですが、不安定で外れてしまうのです。
これでは不採用ですね。残念!!(>_<)!!
Z型吊金具~抜群のフィット感~
次に、同じホームセンターで見つけたZ型吊金具を試してみました。
これはシフトノブのサイズ感にピッタリのようです。
シフトノブの左から右へスライドさせてハメていきます。
ハマった状態、つまりスイッチが押し込まれた状態になるのでONになりました。
そして今度は右から左へスライドさせていきます。
スイッチが持ち上がった状態、つまりOFFとなりました。
金具を安定させるために、シフトノブの裏側を養生テープで固定します。
中古シフトレバーが手に入るまで、この方法で凌いでいきたいと思います。
予習
シフトレバーの交換
中古シフトレバーを手に入れた後の作業内容を、整備要領書で確認してみることにしました。
シフトレバーごとの交換ができそうですが、このレバーの下方からカプラー付きの配線がつながっているそうです。
ここを注意して交換作業をした方が良さそうですね。
つまり、いきなりシフトレバーを引き上げようとするのではなく。。
下部のインジケーター周りをはずして、、配線やカプラーも外してから、シフトレバーを引き上げていくのが良いかと?
カプラーがつながったままですと、シフトレバーを引っ張っても抜け出せないですものね。
この辺の作業は、車種が違いますがそよぼうさんのページを参考にさせていただこうかと思います。
中古部品を手に入れたら、出来るところまで挑戦してみたいと思います。
でもヘタレな私は、最終的にはディーラーに交換作業をお願いしてしまうかもしれませんが(^_^;)
なにはなくとも、先ずは中古シフトレバーを入手することに全力を注ぎます!
参考記事
参考URL
みんカラ
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