日産 Y30グロリア ~世界の名車はV~
Y30グロリア誕生
7代目(Y30)
1983年6月、7代目グロリアは発売されました。
今まで搭載されていたL型直列6気筒にかわり、V型6気筒のVGエンジンが載ることになります。
わたしにとっては馴染みのあるVGエンジンです(^。^)
VG型エンジン
当時の高級車(動力性能)のテーマとして「なめらかで優雅」「パワフルな走行性能」「軽量・コンパクト」といった条件がありました。
これを満たすのはV6しかない・・・
ということで開発・採用されたのがVG型エンジンです。
コンパクトにして優雅というコンセプトがあったのだと思います。
3つのピストンを2列に並べて6気筒。
エンジン全長は理論的に、3気筒並にコンパクトになっています。
- OHC機構
- グループ噴射方式(3気筒ずつ2グループに分けて1回転毎に交互に噴射)
- 高効率燃焼のペントルーフ型燃焼室
- 高回転型オーバースクエアのボア・ストローク設計
3つのV6同時デビュー
VG30E
最高出力は180ps。当時としては最高級スポーツカーに匹敵するほど動力性能を持ち合わせていました。
VG20ET
最高出力は170ps。先代の6代目(430系)で日本初のターボエンジン(L20ET型)を開発したグロリアだからこそ、ターボの魅力を引き出せました。
VG20E
最高出力は130ps。吹きあがり感は従来の直6より飛躍的に向上し、耐久性に優れ軽量・コンパクトな実用V型エンジン。
確かに今乗っているF31レパードのエンジンも「VG20E」ですが、なめらかで優雅さを感じますね(^^ゞ
吹きあがりも良いし、パワーも十分あると思います!
なんといってもボンネットを開けた時に、エンジンに隙間?空間?があって余裕が有るところが好きです(^.^)
VGエンジンの魅力
そういえば昔ですが、Y31前期グロリア グランツーリスモに乗っていた時期がありました。
この時のエンジンは「VG20DET」だったと思います。
最高出力は185psで、ターボだったので暴力的な加速はとても魅力的でしたね!
Y31が1987年6月にデビューしたので、Y30誕生のわずか4年後にさらにパワーアップしていった流れですね。
あー!またY31のグランツに乗りたい!
後期のワイン?スーパーレッド?の希少色なんかに出会ったらドキドキしちゃいますね(*^_^*)
まとめ
個人的には今までY31からF31へと乗り継いできました。
結果的にVGエンジンと縁がある流れに来て、今はNAのVG20Eに乗っています。
現代でも全く遜色ないエンジンフィールですから、Y30がデビューした当時はもっと衝撃的だったのではないでしょうか?
「凄いエンジンが出てきた!」と。
当時の日産ファンには、心躍る時代だったのだと思いを巡らせます(^.^)
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