エアコン修理 其の二
各パーツの調達
2013年6月に、レパードのエアコン修理を経験しました。
エアコン修理 其の一
今回は備忘録として、当時のエアコン修理の経緯や必要な部品等を紹介したいと思います。
前回の記事(エアコン修理 其の一)からの続きになります。
エアコンサイクル
先ずはヤフオクで、エアコンの各部が詳しく載っている資料を手に入れました。
コンプレッサー
先ずはリビルトのコンプレッサーを調達しました。
新品のコンプレッサーが無かったということもありますし、値段も新品の半分くらいにおさまりました。
信越電装のコンプレッサーは評価が高く、信頼性が良いとのことで安心です。
高圧ホース製作
高圧ホースは製廃なので、新しく製作することにしました。
愛知県にある㈱ウメオカさんに製作を依頼しました。
現品を送って、金具の所はOHして再利用し新しくホースを製作です。
今後のことも考えて、低圧ホースも製作をお願いしました。
エバポレーター
通称エバポは新品がありましたので、ディーラーにて発注しました。
部品番号 27281-F6560
エキスパンションバルブ
通称エキパンもディーラーにて発注です。
部品番号 92200-F6110
アクチュエーター
エアミックスドア アクチュエーターも新品に交換です。
部品番号 27742-F6560
内外気アクチュエーターも交換しました。
リキッドタンク
リキッドタンクは製廃でしたので、代替品を探しました。
広島の森電機さんに問い合わせしました。
純正品ではありませんが、製造元は純正品と同じ会社の新品のリキッドタンクを用意できるとのことでお願いしました。
プレッシャースイッチ部分だけ、現品を再利用しました。
コンデンサー
コンデンサーのみ調達できなかったので、現品を洗浄して再利用することにしました。
電装屋での交換作業
必要な部品はディーラーから取り寄せ、実際の交換作業は近所の電装屋さんに部品を持ち込んでお願いしました。
作業内容
・コンプレッサー交換
・高圧、低圧ホース交換
・エバポレーター交換
・エキスパンションバルブ交換
・各アクチュエーター交換
・リキッドタンク交換
・各配管、ホース洗浄
その他
各パーツの交換作業に加えて
・Oリング10個
・真空引きガス入れ(エアコンガスR12を3本)
・エアコンオイル補充
など必要な作業をしていただきました。
感想
本格的なエアコン修理にあたって、各業者とのつながりが大切だと感じました。各部署・各部品の専門業者に1店1店あたるのは骨が折れます。たとえば部品を発注するのは「ディーラー」、交換作業はスペシャリストの「電装屋」、ホース類は製作業者、そのほかにも独自のルートをもっている業者など・・・。しかし各専門部署に個別で対応していくことで、今後のアフターケアの対応力もついていくのではと思います。実際この時のエアコン修理の何年後かに、高圧ホースの再修理がありました。その際は個別で各業者にアプローチできるので、トラブル処理もスムーズかと思います。(その時の記事はエアコン修理 其の三を参照してください)
また大手術をすることによって費用もかさむ一方、車に対する愛着も増したのは事実です。「これだけ労力を費やしたんだから、ちょっとやそっとのことでは手放せない!」という心境になりましたね。後戻りできないといいますか(^_^;)
意地にも近いような?気持ちといいますか(^-^)
エアコンが効くことはホントは当たり前ではないんだと思うたびに、エアコンの有難さを感じる旧車乗りのひと夏の経験でした(^v^)
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