日産 スカイラインの魅力
歴代のスカイライン
スカイラインというと・・
私にとっては、R31やR32を思い浮かべます。
あとはR34までが「カッコイイクルマ!」というイメージをもっていますね。
それ以外の型のスカイラインは、正直あまり意識してきませんでした(^_^;)
ここでは2001年発行の「J’s Tipo 創刊100号」を参考資料に、スカイラインの歴史を簡単にまとめてみたいと思います(^.^)
初代スカイライン(LSI系)
1957年4月、東京 日比谷の宝塚劇場で発表されました。
富士精密工業(のちのプリンス)の主力として生産されるようになりました。
公務員の初任給が9200円の時代に、なんと車両価格は120万円です!
- エンジン G1型直列4気筒
- 最高出力 60ps
正直この時代のスカイラインはなじみがないので、映画やテレビ等でしかお目にかかれなかった記憶があります(^.^)
いや、、テレビで見てもスカイラインだとは気付かないかもしれませんね(^^ゞ
2代目(S50系)
1963年9月に2代目のS50型が発売されます。
初代は1.9Lでしたが、この世代で1.5Lに戻ります。
G1型エンジンは、ヘッドとブロックを封印するほどのメンテナンスフリーを売りにしていました。
スカイラインの父・櫻井眞一郎氏にして「メンテナンスフリーのファミリーカーという基本哲学から言うと、このS50こそが初代スカイラインだ」といわしめたクルマです。
- エンジン G1型直列4気筒
- 最高出力 60ps
この時代のスカイラインも正直記憶にありませんね・・・
やはりテレビやメディアでしかお目にかかれませんでした。
んん?テレビでもみた記憶がありません(^_^;)
3代目(C10系)
1968年7月、日産のプリンス合併吸収後に新たに発売されたのが「ハコスカ」で有名な3代目です。
初めて行った旧車イベントでハコスカを見た時はテンションが上がりましたね!
- エンジン G15型直列4気筒
- 最高出力 88ps
直列6気筒のS20型エンジン
1969年2月。
初代GT-RのPGC10には、レースに勝つために生まれてきたS20型エンジンが搭載されました。
ブロック剛性の高い構造で、当時のエンジンにしては異様な高回転を可能にしました。
GT-Rの最高出力は、当時でなんと160psもありました!
4代目(C110系)
ケンメリの通称で人気を博した4代目は1972年9月にデビュー。
この頃、排ガス規制が強化されました。
- エンジン L20型直列6気筒
- 最高出力 130ps
スカイライン2000GT-R(KPGC110)は、排ガス規制の影響もあり、わずか197台しか生産されませんでした。
GT-Rのエンジンは、またもやS20型を搭載し最高出力は160ps。
5代目(C210系)
1977年8月に、いわゆる「ジャパン」と呼ばれる5代目が誕生しました。
先代の流れを汲みつつも、よりスポーティーなイメージを強調。
しかしながら「速さ」という牙は抜かれ、高級セダンという位置付けで捉えられることが多かった5代目。
悲劇のモデルと言われるのは、このあたりにあったのかもしれませんね。。
- エンジン L16型直列4気筒
- 最高出力 130ps
ジャパンの取扱説明書
6代目(R30)
これまで「C」で始まった型式にサヨナラをして「R」というナンバーが付けられた記念すべきモデル。
昔、友人が鉄火面に乗っていました。
当時の私はあまりクルマに興味がなかったので気にもしていませんでしたが、今思うと本当にもったいない!
友人に言って、隣に乗せてもらえばよかったと今になって後悔しています(^_^;)
- エンジン L20ET型直列6気筒
- 最高出力 145ps
トップスポーツグレードには、エンジンはFJ20ET型直列4気筒が載せられ最高出力は205psを誇りました。
7代目(R31)
1985年8月に、「セブンス・スカイライン」としてR31はデビューしました。
なんといってもエンジンが変わったことが大きい変化です。
今までのL型からRB型に変わり、ココから本来の牙が復活したといっても良いのではないでしょうか。
特にGTS-Rは、直列6気筒・最強伝説の復活ののろしを上げました。
- エンジン RB20DET
- 最高出力 210ps
【R31】7th スカイラインは武骨さが魅力~そのとき、精悍~
8代目(R32)
1989年5月に「サンニー」は誕生しました。
ボディはコンパクトになり、車重も100kgほど軽量化されました。
何より、16年振りにGT-Rが復活したというのが最大のニュースでしたね。
- エンジン RB20DET型直列6気筒
- 最大出力 215ps
GT-RのエンジンはRB26DETT型直列6気筒で、最大出力は何と280ps!
個人的にはガンメタのGT-Rに憧れました(^.^)
9代目(R33)
1993年8月に、R33は発売されます。
先代の欠点を克服するために、高剛性と居住性を向上。
サイズを大型化し、全モデル3ナンバーとなりました。
- エンジン RB25DET型直列6気筒
- 最高出力 250ps
なぜだかR33だけ人気が落ち着いているのは、この大型ボディのせいでしょうか?
確かにR32の後にでてきた時のR33の印象は「丸っこくて、ボリューミーだなぁ・・」という感じを個人的に受けましたが・・
今改めてみると、やはりカッコイイです!
10代目(R34)
1998年6月に、記念すべき10代目としてデビュー。
先代で大型化されたボディから一転、再び小型化されることになりました。
スタイルもかつての直線基調が復活し、スカイラインらしさが戻ってきました。
- エンジン RB25DET型直列6気筒
- 最高出力 280ps
リアルタイムで見ていた当時は「ガンダム的なカッコよさ」を感じていました。
今になってもR34のカッコよさは、更に魅力を増してきていますね(^.^)
まとめ
スカイラインという車は、本当に歴史のあるクルマなんだと改めて思いましたね。
どの時代のモデルも魅力があります。
そしてこんなにもユーザーに期待されているクルマは他に無いのでは?と思う位ファンが多いですよね。
私も個人的には、R31やR32あたりが大好きですね。
実車を所有することはできませんが、せめてカタログ等は収集して眺めて心を満たしたいと思います(^.^)
関連記事
【R31】7th スカイラインは武骨さが魅力~そのとき、精悍~
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